自分用のメモも兼ねて書いておきます。

ミニ四駆のジャンプ時の姿勢の制御は、3つの要素からコントロールできます。

①ウェイトバランス
②タイヤセッティング
③可動ウェイトの動き

『①ウェイトバランス』については、感覚的にわかりやすいかと思います。同じ力で重さの違うものを放り上げた時、軽いもののほうが高く上がります。同様に、前後でウェイトバランスに偏りがある場合、そのバランスによりフロントが上がりやすい、リアが上がりやすい、と傾向が出ます。

『②タイヤセッティング』については、マシンのスピード、トルク、タイヤグリップのバランスにより様々に変わります。特に蹴りだしに関わるリアタイヤのセッティングが大きく関わります。タイヤのセッティングに関しては、姿勢の制御よりも飛び上がる高さや飛距離についての言及で話題となることが多いようです。

『③可動ウェイトの動き』については、一般にあまり意識されることが少ないように思います。可動ウェイト、つまりマスダンパーの動きによって、空中での姿勢変化が大きく変わります。ヒクオユニットなどのいわゆる『提灯』ギミックは、その可動部分の重心が本体の重心に近い位置にあるため、あまり大きな姿勢変化をもたらしません。一方、リアバンパー付近に装着するもの、いわゆる『東北ダンパー』の類に関しては、重心から離れた位置でウェイトが動くため、てこの原理で大きな力となり姿勢に少なからぬ影響を与えます。
具体的なセッティングとしては、フロントを下げたい場合は、ウェイトを重く、可動域を大きくする方向にします。フロントを上げたい場合は、その逆です。

著者

kihee

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